児玉センイオリジナル「たーぼう」は、アウトドア・屋外作業・釣り・スポーツ・レジャーに大活躍する国産タオル地で出来た多目的帽子です。全国的にも“タオルの被り物の元祖”として2001年の発売以来、職種や性別、年齢を問わず、多くのみなさまから、様々なシーンで活用していただいております。それぞれのフィールドで「たーぼう」を着用している人たちに、このアイテムの魅力を語ってもらいましょう！
森本 真由美（もりもと まゆみ）様
株式会社福々庵・代表取締役
3人の子供を抱えたシングルマザーが
新しい広島名物「福まんじゅう」開発！
甘さ控え目のこしあんを包んだ二口サイズの手焼きまんじゅう「福まんじゅう」や、溶けにくい新食感アイス「シャリもち葛バー」など、手土産にも最適な和と洋が出会った新しい広島のおやつを製造・販売する株式会社福々庵を経営しています。
広島生まれ、広島育ちです。高校卒業後、コンビニの「ローソン」に就職、職場結婚して23歳で長男、25歳で長女を授かりました。27歳の時に主人がローソンのFCとして独立したことから、わたしも手伝うことに。その後、夫婦でコンビ二経営に勤しんでいたのですが、忙しすぎて夫婦のすれ違いが増えていきました。おまけにわたしは38歳の時に次女を出産したため余裕がなく、いくら商売が軌道に乗っていても家族として生活を続けるのが難しく、夫とは協議離婚することになりました。
42歳にして3人の子どもを抱えたシングルマザーとなってしまい、再出発するため、挑戦してみようと思ったのが、小判型の生地にこしあんを入れて焼いた「千両まんじゅう」というお菓子メーカーのFC店の経営です。「広島では、あまり見かけない商品だし、チャンスかも？」と考え、なけなしの貯金をはたいてFC契約を結び、2009年3月9日、西区己斐本町のJR西広島駅裏にあった2階建て7坪の物件を借りて「福々庵 千両まんじゅう西広島店」をオープンしました。
そのうち、だんだん独自の商品展開もやってみたい気持ちが高まったことから、1年後には千両まんじゅうとのFC契約を解消し、「福々庵」単独の屋号でリスタートすることに。単価が低いことから経営的には厳しい状況が続いていましたが、3年目くらいから「福」という縁起の良さが買われて、学校の卒業式やバザー、結婚式の引き出物、会社関係のイベントなどの大口注文が入り始めたんです。一度に500個～800個の注文もあるので、製造部門の強化を図ると同時に法人化を果たし、中区光南に約3坪の工場を併設する2号店「福々庵吉島店」を開設する運びとなりました。
法人化と2号店開設をきっかけにスーパーへの卸売りを積極化、その後、店舗の統廃合など、紆余曲折を経て2018年3月、中区南吉島のボートパーク１階に国際的な衛生基準“HACCP（ハサップ）”仕様の工場を併設した現在の本店を開設したんです。次から次へと苦労の連続ではありましたが、商品開発にも注力していくと、広島東洋カープのマスコットキャラクター“カープ坊や”の焼き印を押した球団公認「カープ福まんじゅう」が、全国のカープファンから愛されるヒット商品に育ちました。また2019年7月の西日本豪雨災害により県内の販路が激減した時に、売上回復の期待を込めて開発した葛粉を使用し“半解凍”で食べる新食感アイス「シャリもち葛バー」も評判となり、いつしか福まんじゅうと並ぶ看板商品に。最近では、「宮島」で採れたはちみつを贅沢に使った焼き菓子「宮島はちみつシリーズ」など新製品の販売にも拍車をかけています。
仕事柄、スーパーの催事会場やイベントブースでの実演販売を行う機会が多いのですが、食品を扱う仕事のため、見繕いにも気をつけなくてはなりません。とはいえ、焼き台の前に立ったり、お客様との接客販売に動き回ると、特に夏場などは暑くて大変なんですよ。ある時、「カープ福まんじゅうを販売する時にこれを頭に巻くとピッタリじゃないの？」と知人から勧められたのが『カープたーぼうクールマックス』でした。なるほど、真っ赤の生地にカープのロゴマークが入った広島東洋カープ公認グッズなので見た目もオシャレだし、わたしの長い髪もしっかりまとまり、被り心地もすごく快適です。そして何より“クールマックス”と呼ばれる吸汗速乾素材が生地に使用されているので、汗を吸収してくれるのがありがたかった。カープ福まんじゅうを販売する時に被らない手はありません。イベント会場などでカープファンの女性の方に「その被り物、カワイイ！」と声をかけていただけるし、いまや、わたしがイベント販売に出向く時のマストアイテムですね。
ここ数年間はコロナ禍により、イベントも自粛されるなど、わたしたちにとっては苦しい時期が続きましたが、ようやく収束に向かってきたようです。とはいえ、異常気象や自然災害に見舞われることも多い昨今、これから何が起こるかわかりませんが、みなさんに“福”をお届けするためにも、まだまだわたしは走り続けます！
■株式会社 福々庵
本社：〒730-0826 広島市中区南吉島1-1
電話：（082）249-9812 FAX：（082）249-9813
■福々庵ＨＰ https://fukufukuan.jp
■福々庵フェイスブック ページ
https://www.facebook.com/fukufukuan
■森本真由美フェイスブックページ
http://facebook.com/mayumi.morimoto2
■お問い合わせ morimoto@fukufukuan.jp
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