児玉センイオリジナル「たーぼう」は、アウトドア・屋外作業・釣り・スポーツ・レジャーに大活躍する国産タオル地で出来た多目的帽子です。全国的にも“タオルの被り物の元祖”として2001年の発売以来、職種や性別、年齢を問わず、多くのみなさまから、様々なシーンで活用していただいております。それぞれのフィールドで「たーぼう」を着用している人たちに、このアイテムの魅力を語ってもらいましょう!
寺西 由美子(てらにし ゆみこ)様
有限会社 寺西設備・代表取締役
夫が急逝し、嫁ぎ先の水道工事屋社長に。
美容事業と歌もこなし「人生 生ききる!」
給水・排水・衛生設備器具・ポンプ・ボーリング・設備工事などを手掛ける有限会社寺西設備の代表取締役です。かの大谷翔平さんを引き合いに出すと叱られそうですが、実は私も水道工事屋と並行して会社に併設したトータルビューティーサロン「placidez.」(プラシデス)で女性の美容と健康のサポートを提供する事業も展開する二刀流なんですよ。
広島市生まれ、広島育ち、幼い頃から何しろお転婆で、学生時代は剣道一直線(※現在は5段の腕前!)。短大卒業後に就職しても兄のバイクを乗り回したりしていたところ、 「バイクに乗る男っ気のない女では悲しい⁉」とお節介な友人が紹介してくれたのが、寺西設備2代目の主人でした。クマのプーさんのような外見と朴訥な人柄に魅かれ、勢いに任せて水道工事屋に嫁いだものの、経理など会社の実務はもちろんのこと、料理もイチから義母に教えてもらうという至らなさ⁉。奮闘する日々が続くうち、家庭では3人の娘を授かり、仕事ではど素人ながら配管工などの現場資格も取得して水道工事屋の嫁として、なんとかやっていける自信がついた頃、業界不況に巻き込まれ、家業が大ピンチを迎えたんです。
「わたしが出来る仕事で家業を手助けせねば!」と始めたのが、ノエビア化粧品の販売代理店でした。結局、これが今のトータルビューティーサロン経営など美容事業につながっていくわけですが、そのうち本業も持ち直し、娘たちもだんだん成長し、平穏な日々が続くと思いきや…。義父母の他界、三女の大病などの試練が続き、あろうことか2015年春に主人が急性くも膜下出血で亡くなってしまったんです。あまりに突然の出来事で、目の前は真っ暗になりましたが、周りに相談した末、昔から大きな節目の際には「後悔する生き方はしたくない」と唱えてきた自分の気持ちに従って、私が主人の後を継ぐことを決心しました。
男社会そのものの業界に女性社長として飛び込み、先頭に立って動き出すと、身内や社員、同業者および水道工事組合の関係のみなさんの温かいご支援もあり、併設する美容事業と合わせて何とか今日までやってくることができました。仕事でも水道工事の国家試験資格や美容関連の様々な資格を取得したり、何かに挑戦することが大好きな私ですが、プライベートで15年ほど前からライフワークとしてチャレンジしているのが歌を唄うことです。長女が大学でミュージカルを専攻したのを機に歌の世界に興味を持って首を突っ込んで以来、聞く人に元気や勇気、前向きに生きる力を与えてくれるミュージカルやシャンソンの虜になったことから、レッスンを続けてきました。現在はプロのシャンソン歌手・水織ゆみ先生に師事して、水織先生からいただいた「水麗(みれい)」のステージネームでコンサートやライブのステージにも立っています。昨年(2022年)は「第9回JCCシャンソンカンツォーネコンクール全国大会」で準優勝したのを皮切りに、念願のオリジナルCDも完成、今年(2023年)6月には、あの加藤登紀子さんと東京で同じステージに立てるなど、徐々に実績も残せるようになりました。歌を続けてきたからこそ叶った宝物のような経験を通じて、「まだまだレッスンに励まねば!」との思いが強まっているところです。
さて、本業の水道工事屋としては、繁忙期などで現場を回すのが大変な時は、わたしも現場に出動することもあります。こう見えて有資格者ですから(笑)。ただ、美容事業に携わったり、歌を唄っていることもあり、スキンケアやヘアケアを怠るわけにはいきません。ヘルメットを被らない現場で、日焼け対策や汗止め対策に重宝しているのが“たーぼう”です。頭の形にフィットして長い髪も上手く収まり、首筋もガードできるし、タオル素材で被り心地も良い。デザインや色も豊富なので男女を問わず、自分の個性に合わせてアイテムを選べるのが嬉しいですね。目下のお気に入りは、水に関わる仕事やステージネームの「水麗」に合わせて水色の柄バージョンですが、次はどんなたーぼうを被ってみようかな?
時間が経つのは早いもので昨年、主人の7回忌を終えることができました。これまで沢山の苦難もありましたが、自分の運命を切り開くのは自分であり、境遇を作るのもまた自分です。ちなみに私の座右の銘は「人生 生ききる!」。命は有限であることを自分の身をもって教えてくれた主人の分まで、私の人生を悔いなく生ききってみせます。仕事の水道工事業、美容事業にライフワークの歌が加わると、今でも二刀流どころか三刀流ですが、これからもどんどん新しいことに挑戦していきますよ!
■有限会社 寺西設備
本社:〒731-5125 広島県広島市佐伯区五日市駅前2丁目6−30
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【Relaxing salon placidez.(プラシデス)】
店舗:〒731-5125 広島県広島市佐伯区五日市駅前2丁目6−30
営業時間 10:00〜19:00 日祝定休、他不定休
■ホームページ http://placidez.net/
-着用商品
STB:ショートたーぼう雲海柄
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商品ページ
https://ta-bow.ocnk.net/product/123