児玉センイオリジナル「たーぼう」は、アウトドア・屋外作業・釣り・スポーツ・レジャーに大活躍する国産タオル地で出来た多目的帽子です。全国的にも“タオルの被り物の元祖”として2001年の発売以来、職種や性別、年齢を問わず、多くのみなさまから、様々なシーンで活用していただいております。それぞれのフィールドで「たーぼう」を着用している人たちに、このアイテムの魅力を語ってもらいましょう!

藤井真治(ふじい しんじ)様

株式会社三治舎 代表取締役

野外作業の定番は虎柄たーぼう。
虫除け対策に絶大な効果を発揮⁈

編集・企画・広報に関する業務を手掛けている関係で、以前、児玉センイを取材した際に「たーぼう」の存在を知りました。商品開発の方の説明によると、職人さんの頭に巻いたタオルが外れやすいことをヒントに考案したというこのアイテムは“タオル地なのに結びやすく、かつ、ほどけにくくなっており、ヒタイ部分を2枚重ね構造にして吸汗性をアップしたのが特長”とか。「頭にかぶって結べば、汗を拭くことはもちろん、日除けから防寒までオールシーズン使えるスグレモノ!」という謳い文句にそそられましたね。

というのも、私は帽子をかぶるのがどうも苦手で、若い頃から海や山でのキャンプ、アウトドアレジャーに興じる時は、いつもタオルを頭に巻いていたんですよ。ただ、普通のタオルを巻くと長すぎてカッコ悪かったり、結び目がすぐほどけてしまうので何度も被り直さなくてはならず、ストレスを感じておりました。これらの悩みを全て解決した「たーぼう」が私のアウトドアライフをずい分快適にしてくれたものです。

加えて、商品ラインナップも、無地の色物からアニマルプリントなどの模様入り、「広島東洋カープ」とコラボした公認グッズシリーズ、襟足部分を短くしたショートタイプまでバラエティー豊富なのが嬉しい。今では、出かける場所や気分に合わせて色や柄を選べるよう5~6枚を使い分けています。

ちなみに最近、私の一番お気に入りがトラの縞模様を生地にあしらった「虎柄たーぼう」。少し派手ではありますが、子供の頃から“タイガーマスク”が大好きだったこと、今年2022年は寅年であることなどが頭に浮かび、コレクションに加えたものです。「いい年をして恥ずかしくない⁉」といった周りの冷たい反応にも負けず、ヘビーローテーションしていたところ、きっと開発された人も知らないであろう?驚くべき機能に気が付きました。

それを体感したのは呉市の山間部。実は、昨年から諸事情により、農作業など全く未経験の私が実家の所有する畑や田んぼの管理をすることになり、週末は草刈り機や耕運機を使って野良仕事を始めたんです。日除けの麦わら帽子やキャップを被る気のない私のアタマに「たーぼう」が定番になったことはいうまでもありません。

農作業をやり始めてわかった気を付けておくべきポイントに虫除け対策があります。特に梅雨明けから秋にかけては蚊やアブ、ブヨ、スズメバチなどの害虫が大量発生するため注意が必要で、何より嫌なのが顔や首といった肌の露出部分を刺されること。黒やグレーのダークカラーの「たーぼう」を装着していた時は、生地で覆いきれない耳や鼻などを集中攻撃されて痒いし、真っ赤になるし、大弱りしたものです。

ところが、ある日「虎柄たーぼう」を巻いて作業したところ、あ~ら不思議、顔や首の露出部分だけは全く虫に刺されません。その日に限って、たまたま虫が来なかっただけかも?と思って、翌週末も虎柄スタイルで臨んでみると、腕や足は虫に刺されても顔や首の被害はゼロでした。同じように「たーぼう」を装着しているのに、この違いはなぜ?と考えてみると、思い当たることがひとつありました。

渓流釣りを趣味とする友人の話によれば、やぶ蚊などの虫除け対策に悩まされる彼らの間で羽虫の天敵であるオニヤンマそっくりの模型を帽子やザックに付けるのが流行っているそうです(※「オニヤンマクン」といった市販品もありますし、下の写真は友人が手作りした逸品!)。聞くところによると蚊やアブはもちろん、スズメバチまで捕食する肉食昆虫として昆虫界の食物連鎖の頂点に君臨するオニヤンマを恐れて他の虫が近寄ってこないとのこと。そうです、虎柄たーぼうの黄色と黒の縞模様はオニヤンマの胴体とそっくり!科学的な根拠は一切ありませんが、それが虫除けにつながったと私は確信しております。

ところで、昆虫界の食物連鎖の頂点がオニヤンマとくれば、動物界の捕食者の頂点に君臨するのが虎ではないでしょうか。見た目の好き嫌いもありますが、昔から「百獣の王」の肩書を持つライオンよりも虎の方が絶対に強いと個人的に信じています。実家の周辺では、近年多発するイノシシ被害に加えて先日、ツキノワグマが出没したとのニュースもあり、虎柄たーぼうを装着していれば、害虫だけでなく害獣も恐れをなして近づかなくなるのでは?と思い始めた今日この頃です。農作業に限らず、似たような環境で活動される方は、是非お試しあれ!ただし、結果には責任もちません(笑)。


■三治舎メディア事業部 

運営webサイト「HIROSHIMA PERSON」

-着用商品

STB:ショートたーぼう虎柄 [STB4-TIG]
 [TBCX-OLG]

商品ページ

https://ta-bow.ocnk.net/product/135

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